地表の熱が宇宙に逃げていく。9月の空が一番青いと思う。

始まらないお話。終わらないお話。それってお話?ただあるだけだよ。何も感じず、何も思考せず。そうやって生まれる言葉。それって言葉?ただあるだけ。これは何だろう。

意味はあるのか。意味はいるのか。うるのか。えるのか。おるのか。折って別の形になるのか。何通りもの形。鶴に船に人に。何にでもなれるさ。何にもならなくていいのさ。差。さあ。さあ?

あっはは。そんな風に笑う。見えなくなるまで泳いで行った。君は誰だったの。

悲しくなんかない。人間なりそこないの間抜けのコントしか俺は知らない。それで十分だろう。

雨がきれいだと思う。あの時もきれいだった。いつもそうだった。それだけでよかった。でもそうはできなかった。どうして。理由が欲しかったんだね。どうして。悲しくなりたかったんだ。どうして雨が降っているの?さあ、知らない。

一緒になって跳ねていればいいな。あの傘を忘れる。今すぐに、明日には、そのうち、ぽかん。大事な大事な何かを忘れる。何かがあったような、そんな感じだけ残して生まれ変わる。よくある話だろう。

忘れたいことの多さにげんなりする。僕はどうしてこんなに下手くそなのだろう。いらない存在だという自覚がある。なのにどうして。

どこから湧いてくるのか、行き場のない怒りや恨み。誰も悪くはないのだから。今死ねばそのまま妖怪になるだろう。

みじめだ。どうしようもなく。ただ自分の毒でのたうちまわる夜。苦しい。吐き出したい。でも誰も見ないでほしい。ほんとは背中をさすってほしい。でもやっぱり見ないでほしい。あなたはわかってくれないから。

言っても無駄。そう、大事な時期にいなかったあなたたちの適当さを知っている。圧力で誤魔化そうとしたことも。笑い話にしてほしいことも。僕は黙って泣いていた。

真っ青。あの時も見ていた。人口衛生が見えた。遠ざかっていく。今の僕には何も無くて、だからどこへでも行けそうな気がしてて、でもまだここにいる。また始まるのか。きっと新しいよ。今ならまた勘違いできそう。でもまた我に返るだろう。そうだ、いらないんだったって気づいてしまう感じ。

荒野と地平線。土埃。太陽の無い青空。セットみたいな。音と匂いはいいや。

懐かしい音楽が錯覚していた毎日に連れ戻す。ずうっと勘違いしてればいいものを、馬鹿な僕はすぐ我に返ってしまうよ。これが本当の馬鹿。

涼しいね、今年は。また写真が撮りたいな。そう、ページを復元しようと思うんだ。いつの間にか消えちゃってたけど、別に消すつもりもなかったし。でもなぜかパスワードが合わない。

誰もいない。それでいいから。だってどうしようもないんだから。ポンコツなんだ。でも頭の中は夢でいっぱい。穴を埋めよう。花を詰め込もう。それで、どうするの?どうもしないさ。そういうものとして愛でよう。名前がつく前に遮ってやろう。いりません全然だから、だから。

そういう何かになりたい。

そのまま前を見て歩いていく。最低でも足元しか見てはいけない。最高が前で、中々いいのが上で、最低が足元。それでも上出来だ。

僕は自分を殺すことに慣れすぎて、魔物になってしまったよ。だからひとりで居たいんだ。絶対に逃げてね。

笑顔を思っている。悲しみを乗り越えた後の朝焼けに染まる。もう大丈夫。君に起こる全てが物語になる。

心配されることでしか関われない。それは関わってなんかいない。触れていない。僕は人間そっくりの何か足りない物。

思考も感覚も鈍くなっていく。このまま消えてしまえばいい。誰も気づかないうちに。あれ?そういえば何か忘れてる?いえ、忘れてなんかいません。そのまま行ってください。

でもどうして喋り続けてるんだろう。本当は?

そんなこと言い出したらキリがないね。本当はホントしょうもないね。僕は自然とこうなって、ここにいる。なぜか生きてるんだ。意味も何も無い。

そうなんだ。生きてる。ごめんなさい。それ以外何もできないよ。