去年の今頃はキラキラ輝いてたよな、と振り返ってみたらそんなこと全然なくて、薄汚い子泣きじじいがいた。夢を見てたんだ。これから見えなかった全てが返ってくる。なるべくしてこうなった。そう実感できる。

壊れていく。真っ白な朝。このまま夕焼けまで潰す。

エピローグがなげえ。最初からエピローグ。これからもエピローグ。何のための。

そう、もうあの時には。知ってたんだ。

なんて言いたくなるのは負けず嫌いだからか。何も残らないだろう。誰とも連絡を取ってないな。その内馴染むだろう。触れる人みんな汚してしまう気がして会えない。それは結局自分守ってんのさ。やさしさなんて欠片もない。すーっと消えていけたらいいのに。最初っから空き部屋でしたよ?って。何も影響ない。

夢に出てくると少し思ってしまう。君は僕に力をくれた。あんなに歩いて、撮って。美しかったあれこれ。誰も知らない景色を見せてくれた君。でも普段は忘れてる。だってあんまり思って生き霊にでもなって迷惑かけたら嫌でしょう?そういうの変に信じてる。たまにこうやって思い出して、ちょっと切なくなって、でもやっぱりよかったなあって、そんな思い出になった。

撮ってないな。12月から入れっぱなしのフィルムがあるよ。悪くなる前に撮り切れるかな。

いいことあったんじゃない?とてもいいこと。夢で見たんだ。その幸せを大切にしてよ。君はがんばったんだから。

教えてもらった本に出てきたファンクラブの男。なーんだ、僕はこいつなのかって、あの時思ってしまった。僕は憧れるだけで精一杯なのかもしれない。あの目。あの花。あの窓。

イメージ遊び。霞んだ景色。PM2.5なんてハッタリさ。みんな噂されてるだけ。ほら、聞こえるでしょう?耳を塞げば薬はいらない。聞いちゃだめだ。自分の声も知らないのに。メガホンにイヤホンをつけよう。叫びたいことなんて無いよ。って叫んでみたらよく聞こえた。うん、そうだね。うそだね。そうだね。うそだ。そうだ。そうこうしているうちにこんな時間。台所の換気扇はやかましい。みんな寝てるのに。あ、僕は起きてるね。すぐ寝るけど。ほんとだよ。叫びたいことなんて無いよ。そうだね。

「アホのフリして自分なんなん?」「ええ、アホなんです。ところでAHOって何の略でしたっけ?」「アホとちがう?」

罪滅ぼしなら大丈夫。僕が君に腹を立てたり、恨んだりすることはこの先も一生無いだろう。尊敬と感謝と素敵な思い出だけ。ここは冷たくなるから見ない方がいい。僕は僕の毒でやられてるだけ。

ずるくても、笑って生きてる奴は偉いね。それでも大切な人がいて、その人のためになってるのかもしれない。許せない僕の方がよっぽどネガティブでいなくていい存在なのかもしれないね。自分のためにしか生きてないのに、自分を粗末に扱って、もう、何したいんだろうね。

 

明るい嘘つこうね。本当になるまでつこう。今いることを祝うイメージしよう。暖かくて、懐かしくて、包み込まれるような。それは過去じゃなくて。ねえ、生きているでしょう?答えられないのもアリだ。足跡に形なんて求めない。振り帰った景色は別物かも。つまるところ前後なんてないんだ。歩いたね。空。ポジティブなたばこ。たばこはたばこ。きっと怒られるだろう。それで僕は結局郵便局へは行かなかった。コーヒーはもう酸っぱくて、でも温め直したら全然いけた。そうだな、いけたんだ。で、まあ、いっか。どうしていようか。みんなどうしているの?どうしててもいいか。いいんだな。

また腐ればいい。また雪の下に埋もれればいい。しばらく何も無ければいい。また芽生えればいい。

僕は笑うだろう。世界は美しいと思うだろう。人間になるだろう。もう既にこんなに幸せなんだから。

きれいにスパッと終わらせられるほど、きれいなやつじゃない。まだわからないと言って、不格好なままで、続ける。ボロボロになって、でも後悔はなかった。最高な時間を過ごした。そのことが残った今は、もちろん最高。そして次は新しい最高を探しに行くんだ。

 

夢も現実もない。

何も見えないのならいっそ、明かりを消すのもいい。今が浮かび上がる。僕だけがいる。

やさしい静けさに誘われて、押し込められていた期待達がひらひら踊り出した。どうしようもなく美しい欲望の妖精。君はいいね。とても素敵。

蓋をすれば風は止んで、紙粘土の笑顔の中に、また飛び込んでいける。僕は鯉。どこでだって泳ぎ回れる。苦しくたって生きていける。

でも大洪水の日が来たら、新しい場所へ行こう。海がいい。誰にも止められないようなものすごい勢いに流されて行こう。

その日はいつか。僕は知らない。でもいつかやってくる。日が沈んで、みんな滅んでいく時間。藍色の浜辺で疲れているそいつに月の光と毛布をかけて、お話は次の誰かへ。竜になれなかったって、それでも別にいいのさ。

お前は飛び跳ね過ぎるから、見なくていいものまで見てしまう。見てみたかったんだよな。わかるよ。悔しいね。悲しいね。

きっと許せるから。だってみんな素敵じゃないか。今のお前の目で見ない方がいい。ほら、目を閉じよう。また花を見に行きたくなったら開ければいい。大丈夫だよ。

実家で養生させてもらってます。水と空気のきれいなところ。ただ少し弱っているだけ。何か診断が下りるほど、素晴らしい奴じゃない。

なんだか明るいこと考えられないんだ。暗くもないけど。1日中ぼーっとして、少し笑って、寝る。期待に応えることも、裏切ることもない。何も動かない毎日。

あの時死んだら変わってたかな。いやあ、そうは思えない。実は夢でしたって、また現実に帰って来てたよ。壁の前からやり直し。僕は僕から逃げられない。

眠ってたいな。ずっと。どうして人間の顔してるんだろう。やっぱり誰にも会えないよ。僕なりにたくさん人と関わって、挑戦してみたんだけど。みんなの楽しいらしいことが全然楽しくない。もうとっくに壊れてるんだと思う。

誰にも気づかれない夜。実はたくさんあった夜。みんな安心して眠っていてほしい。