思うんだー。個性とか言う前の、もっと基本的な部分が備わっていたら、こんなにのたうち回らなくてもよかっただろうにね。行き場のない恨み。みっともないから蓋しようね。どうせ涙でこじ開けられるだろうけど。

この苦痛はずっとあった。ただ忘れていただけで。やめて!も言えず黙って涙を流していた小さい頃の僕。大丈夫?ってなんだ。そんなわけないだろ。どうして誰も歪みに気づかないんだろう?ずっと見て見ぬ振りなんだろうか?いい子ってそんなに素晴らしい?ただ都合いいだけじゃないか。

どうにもならないこと。こういう形してるからこうなるっていう道理の話。とっても自然なことが起こっているんだろうね。

あっちに行ったら神様がふかふかの毛布を広げて待っていてくれる。よろよろの僕を包んで。思い切り抱きしめてほしい。いつまでもずっと。僕の甘えは手遅れ。人間の手には負えない。

だから、しっかり味わっていこうね。どうしようもない自分を。無駄遣いしていこう。