また腐ればいい。また雪の下に埋もれればいい。しばらく何も無ければいい。また芽生えればいい。

僕は笑うだろう。世界は美しいと思うだろう。人間になるだろう。もう既にこんなに幸せなんだから。

きれいにスパッと終わらせられるほど、きれいなやつじゃない。まだわからないと言って、不格好なままで、続ける。ボロボロになって、でも後悔はなかった。最高な時間を過ごした。そのことが残った今は、もちろん最高。そして次は新しい最高を探しに行くんだ。