春の風が雲を追い払って、連れてきて、また追い払った。晴れ間から黄色く滲むような朝日。

やり場のない強い感情をおどけて隠してみせる。スキップでもしてるみたいに軽い印象。だめだ、僕はしょぼい想像力働かして勝手にじんと来てしまうんだけど、それは失礼なことかもしれない。

もっと感じなきゃいけないんだ。君の見てきた景色や聴いてきた音、嗅いできた匂い。少しでもわかりたい。楽しいのも苦しいのも。材料を集めるんだ。

ちょっとタイム。息継ぎ。また潜るためのラジオ体操。溺れちゃ意味無い。