2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ほーら、やっぱりね。 そう言って切られることが、僕にできる最高のやさしさなのかもしれない。 あと1。

9月の光は雨の中。隠されてしまいました。意地悪な雨。また台風が来ます。金木犀の花がみんな飛ばされてしまったらどうしよう。 あと1。

小さく小さく。 枯れるまでがんばって生きよう。あと1。もうすぐ夕暮れ。それで変わる。

期待してしまう。もうやめるんだ。この静けさでわかるでしょう。もう火は消えたよ。雨に打たれすぎたんだ。あと2。夕暮れがやってこない。

今が最高だよ。冷たくなっていく胸は、今確かに生きてるってことを教えてくれる。死んでたらこの感じも味わうことはなかった。最高だよ。あと2。汚くても、みっともなくても、何にもならなくても、がんばるんだ。

見たこともない小さな鳥が、聞いたこともない鳴き声を出して飛んでいく。快晴。 なかなか夕暮れがやって来ない。あと2。それで、少し静かになる。 のたうち回るのも、掻きむしるのも、辛いのも、悲しいのも。そんな今が最高。半年引きこもりしたことがあるか…

雨。すごく寒い。ひらひら白い蛾が何匹か飛んでいる。あと2。 なんて投げやりな朝。それでも楽しそうに笑う朝。思い出にすら残らない朝。

今日も雨。あと11。 苦しいのも、悲しいのも、楽しみのうち。心を粘土みたいにこね回して遊ぶ。 うーん、なんだか言葉が出てこないんだ。使いすぎたのかもしれない。

雨。静かだ。人の少ないここは気楽で、暇で、とてもさみしい。それがなんだか落ち着く。 お腹の調子が悪い。一度空っぽにしたい。今日は晩御飯を抜こう。カモン善玉。 あと21。それまであと何日?その日の夕暮れから、やり方を変えようと思う。

今日は疲れたのでオフ!

晴れた空だ日曜日。声にならない会話をする。喋らないことで、むしろたくさん伝わってくる。と、思っているその何割かは僕の我の詰まった幻だろう。今この時間を楽しむ。 ギンヤンマが飛んでいる。空から垂れてきた釣り糸に吊られているみたいに、ピタッとそ…

そしてこっそり、でけた。 pukapuka20180914 毎月フィルム持ってきて、現像のみで!って人いるじゃん?あれ何者?って思われてそう。たまにはプリントせえよ!って思われてそう。でも僕は行く。何食わぬ顔で。 止まない雨に滲む金木犀の匂い。まだ花は付いて…

書を捨てんなよ。街へ出よ。 面白いくらい本を読まない少年だった。全然興味がなかった。ハリーポッター一冊読むのに半年かかっていた。これに関してはむしろ何故、興味ないのに、借り続けたのか。しかもアズカバンからだったのか!興味深いけど分析はナンセ…

月明かりが浮き上がらせる薄く広がった鱗雲の海、静な貯水地の記憶、ツーブロックに伊達眼鏡の馬鹿。静かなノイズが聴こえてくる。 みんな学生時代に戻りたいと言うけど僕は、もう、いいです。お腹いっぱい。いや、まだガキだからかもしれない。素敵なおっさ…

いつもより少しボリュームを上げて、どっぷり浸かる。当たり前の愛を貫くよ。 寝転がっていたら脚にぞわっとした感覚。明かりを点けると、小さなクモが這っていた。殺さずそっと逃がす。クモはあんまり大きくなければ平気だ。小さい頃は生き物が好きだった。…

まだ眠りたくないよ、と虫たちの声。いつでも土曜日の夜。 風呂マットを干して、はらった埃が舞う様子をぽかんと見ていた。朝日。埃もストレスと一緒でダマになっている。その中身は糸クズに誰かのすね毛にレシートの端切れ。なんてことのないものたち。でも…

猛暑で動けなかった分うずうずしていたのか、蚊が大量発生している。屋内で、ひとつの視界に5、6匹の蚊が飛び交っている光景は結構カオスだ。でも涼しいから動きが鈍いし、刺す力も残っていない。今年は蚊も人間も大変だな、と思う。 希望はない。絶望もしな…

日が昇るのが遅い。まだ暗い内に起きて、ご飯と味噌汁を用意する。味噌汁にはその日のコンディションが出る。だめなときはまずい。じゃこの状態、味噌の量、味噌を入れるお湯の温度。そんなあれこれはいちいち考えず、感覚でやっているから尚更。今日は、ま…

夜からずっと小雨。朝起きてまず、箱の中をチェックする。空の日が増えていくことに寂しさを覚えつつ、きっと楽しく暮らしてるんだろうな、と自分勝手な期待をする。枕元に置いてある、大切な写真に向かってお祈りをする。あなたにとっていい一日であります…

昨晩出されたサイダーみたいな日本酒についつい飲まれてしまう。寂れた地方の商店街、締めのちゃんぽん、ハイライトの味。ゆらゆら揺れている。目が覚めるといつもと違う雰囲気。固い床の感じ。脱衣所さんおはよう。 雨がトタン屋根を叩く音が聞こえる。天気…

今気持ちがニュートラルなのは、パターソンという映画を観たからです。2時間に渡る詩でありました。 ジムジャームッシュの映画を観るといつもこういう気持ちになる。夢も現実も押し付けない。ただそこにある感じ。 この時期にこの映画と出会った。運命でもな…

肌寒い朝。薄灰色の鱗雲の、隙間を埋めているのは水色。少し雨が降るかもしれない。 まだ濡れているコーヒーカップに弱い光が当たる。蟻の動きが鈍い。手のひらにのせて、このまま外に放すのもかわいそうだから、部屋に逃した。誰だってそうするだろう。 明…

あー暗い気持ちには限りがないな。気づいた。悲しくてもそうじゃなくても、暗い気持ちには限りがない。宇宙はほとんどが暗闇だからね。適当なことを言ったね。つまりその、隠さなくてもいいけどキリがないよってことだ。 絶望も希望もいらない。裸と笑顔と花…

生まれたところや皮膚や目の色で、一体この僕の何がわかると言うのだろう。 でもさー、どうでもいい人間から好かれてもやっぱりどうでもいいよなー。僕今耳をすませばの野球部の彼の気持ちがよくわかるよ。 今回は近所のさながらスラム街のようなところで浮…

こんな風に文句を言ううちに、宗教がだめ、それは日本人の気質が〜、いや、人間とはそもそも〜みたいな情けなさの極地に行き着くことは目に見えているのでここでゴング。判定負け。結局は僕の問題なのです。僕が選べばいいんです。勇気を持って自由になれば…

朝焼けを眺めて、美しいな。拝みたくなる。 "おはよう。いつもありがとう。今日も一日よろしくね。" 生きてるのって不思議だな。この身体がなかったら、目がなかったら、この朝はなかった。 そんなささやかな信仰。これでいいじゃないか。

下書きを消して、ため息をつく。もう役目は終わったのかな。やさしい人、僕はどうすればいいのかわからなくなってしまったよ。 ただでさえ寒いと気が沈むのに、今年の冬を通れる気がしない。消えてしまった方が楽な気はするけど、生きる方がいい。理由はわか…

壊れながら君を追いかけていく。見えてるのに見ようとしない、小さい子供みたいな僕。 君はモテるから、いい人なんて今この瞬間にも簡単に見つけて、僕の前からいなくなっちゃうんだろうな、なんて考える度に胸がかきむしられるような気持ちになる。それでも…