もう2ヶ月くらい眉毛をいじっていない。この方がいいな、と思う。要は似合うものが一番だと思うんだ。

最近の考えをまとめると、やっぱり僕も自分のために君に声をかけたんだなと痛感する。救いたいのは救われるため。僕がパッと明るくなっている間、君の背中には長くて濃い影が伸びていたのかな。

僕が満月くらいの明るさだったら、影は闇に溶けて気にならないかもしれない。真っ白な顔だけが浮かび上がる。笑ってほしい。僕の前じゃなくてもいいから、安心しきった顔をしてほしい。

着実に日が短くなっていく。置いていかれそう。老いイカれそう。いや、まだできることはたくさんあるよ。