月明かりが浮き上がらせる薄く広がった鱗雲の海、静な貯水地の記憶、ツーブロックに伊達眼鏡の馬鹿。静かなノイズが聴こえてくる。

みんな学生時代に戻りたいと言うけど僕は、もう、いいです。お腹いっぱい。いや、まだガキだからかもしれない。素敵なおっさんになりたいです。30になったらささやかな髭を生やしたい。細身で髭のおっさん。目が悪くなったら鯖江までちょっといい眼鏡を探しに行こうかと思う。今のところ気配すらない。

すばらしい日々の子犬のお話を読んで、なんか、うれしくなった。何かと生きる理由や意味を押しつけられるけど、そんな大げさなのは疲れる。心と身体をばたばた動かす。気持ちいいし、悲しいし、美味しいし、腹立つ。うれしいな、もっともっとこの身体で、心で、遊びたいよ。それでいい。今、シンプルです。子犬並みにかわいいです。アラサー。

現像ができた。フィルムスキャンは何をどう撮ったのか思い出すのと、思いがけない偶然を発見できる作業です。

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さあ編集だ。