朝靄が覆う湖面はよく見たらクラゲだらけ。オレンジ色に滲んでいる。

昼前の原付は後ろから来た雲の影にたちまち追い越されてしまう。その後ろから来た陽光にも。そしてとうとう最下位になってしまった。それでも走り続けていいみたいだ。

ふやけた午後。山間の集落は猫だらけ。

夢の中で誰かを見た気がする。そんな夜がよくある。

 

日曜日。神社にお参りするようにそこへ通う。いかがお過ごしですか?わたしは思い出を磨いています。