夕方、橋の上を一羽の白鳥が飛んで行った。

秋晴れの下聴く風鈴の音は中々乙なものである。より透き通っている。ていうか乙って何ですか。よく分かっていないのに使う乙は乙なのだろうか。おっつー。

何にでもなれるし、どこへでも行けると思っていた。でも実際は限られている。でもだからこそ楽だし、自由だ。でもあの頃のようには飛び出せない。でもだからこそゆっくり歩ける。でも俺は割とスケベだ。でもだからこそやっぱりスケベだ。とっても、とってもね。

もうすぐ冬が来る。