洗車を怠ったわたしの車は黄砂の鱗を纏っている。よって今朝は国道9号を泳ぐことに相成ったわけである。

言葉の上では終わったり、復活したり、どうしようもない物語を繰り返すけれど、根っこの方は何だかんだ続いている。そのことを信じるのみ。それはカチッとした文面にしてみたり、第一人称を変えてみたり、そんなちょっとしたアイデアでは揺るがない何か大きな流れ。

何となくわかるでしょう?飽きてしまったかい?俺はまだまだ歩いてみる。終わりはきっと向こうから来てくれる。それまで続ける。

北極を探しに。いい曲だ。俺もまた何か探しに行きたい。新しいページも作りたい。週に一回脈打つ心臓。今、心臓だけが動いている。他も動かさないと。