ここ数年の俺は大袈裟なのだと思う。何もかも困難に見える。
足で歩く。自転車を漕ぐ。車を運転する。みんな感覚が違うけど、それぞれのリアルがあったはずで、それをそのまま感じることができたはずだ。そのままでいられた。今窓から涼しい風が入ってきているように。3、4年前に聴いていたアルバムが今も美しいのは、懐かしいからじゃなくて、ただ内容が美しいから。
俺はこの組織や境遇をとことん恨みたい。でもこの心は自分自身も大切な人達も腐らせる。だから水に流せる時が来るまで仕舞っておこう。
なぜか終わる。なぜか始まる。自然に。