一羽のカラスとすれ違う。こんなに近づいているのに動じない変わり者。お前はいつの間にか見なくなったあの群れには加わらなかったんだね。

買おうと思っていた矢先、知り合いが車を譲ってくれるという。自然に起こってきたことなのだから、自然な感謝をして頂こうと思う。そして浮いたお金で春頃、自分のカブを買おうと企んでいる。まだまだ続く旅のお供に。

30歳になってよかったことと言えば、(30)と付けることでひとまず何でもオチが付くことです。便利。しかし闇雲に使うのはおすすめできない。例を挙げよう。

おいで(13)

おいで(30)

お兄さん:どっちが危険かわかるかなー?

よいこのみんな:さーんじゅーう

そして今年(31)になることも見過ごせない。たった1の差なのに切なさが増し過ぎていませんか?

全く動かない状態から今や日に100キロ移動する日々を過ごしているわけだが、心の方はそんなにたくさん動かない。どうしてもドラマみたいにサクサク展開させたくなってしまう性分。でも自然はもっと地味なもの。そんなに走らなくてもいいじゃない。先は長いのだから。

本音を言えば四六時中眺めていたいけれど、我慢。この世界で距離を保つ為に要るのは時間。一週間の距離。その間起こる現象、感情、ギャグ。そんなあれこれを捏ねて均してふやけた午後。今の距離感はどうでしょうかね。